鉄道構造物等設計標準・同解説 鋼とコンクリートの複合構造物

【鉄道総研 技術基準講習会】

主催:公益財団法人鉄道総合技術研究所
後援:国土交通省鉄道局

開催日時・場所

1.大阪会場 開催終了

2016年2月12日(金) 10:00 ~ 17:00
AP大阪駅前梅田1丁目 APホール (定員150名)
※受付は9:00から実施いたします。

2.東京会場 開催終了

2016年2月19日(金) 10:00 ~ 17:00
ベルサール神保町アネックス ホール(定員200名)
※受付は9:00から実施いたします。
※ベルサール神保町とは異なりますのでご注意下さい

ごあいさつ

このたび、平成27年11月に「鉄道構造物等設計標準 (鋼とコンクリートの複合構造物)」が改訂されました。複合構造物は、鋼とコンクリートを適材適所に組合せた合理的な構造で、多様な形式が可能です。近年、施工上の制約や景観等のニーズから、種々の複合構造物が採用されており、今後も適用が増えることが予想されます。

従来の設計標準の発行から15年以上が経過しており、この間、複合構造物の性能照査に関する新しい知見の蓄積、新たな形式の複合構造物の開発等が行われてきました。このような背景を踏まえ、国土交通省の指導により、公益財団法人鉄道総合技術研究所を事務局とする「複合構造物設計標準に関する委員会」(委員長:上田多門北海道大学大学院教授、幹事長:中島章典宇都宮大学大学院教授)を設置し、最新の研究成果を踏まえた種々の検討を精力的に進めてきました。

今回の改訂では、性能照査型設計法への移行、鉄骨鉄筋コンクリート部材およびコンクリート充填鋼管部材に関する耐力・変形性能算定法の精度向上と適用範囲拡大、異種部材接合部に関する照査法の充実等を図りました。これにより、多様な複合構造物を安全かつ経済的に設計することができるようになりました。

講習会では、上記設計標準の考え方や内容について、その背景を含めて解説いたします。また、設計標準に基づく照査例や照査プログラムについてもご紹介いたします。

鉄道構造物の設計・施工に関連した業務に携わる多くの方のご参加をお願い申し上げます。

 構造物技術研究部長  谷村 幸裕

プログラム

10:00 ~ 10:10 開会の挨拶 (東京会場)国土交通省
鉄道局 技術企画課長 中山 康二
(大阪会場)国土交通省
近畿運輸局 鉄道部長 山口 勝彦
鉄道総研
構造物技術研究部長 谷村 幸裕
10:10 ~ 10:50 複合構造物の概要、全体改訂概要 池田 学
10:50 ~ 11:20 第Ⅰ編 共通 岡本 大
11:20 ~ 12:10 第Ⅱ編 鉄骨鉄筋コンクリート部材 渡辺 健、仁平 達也
12:10 ~ 13:20 (昼食・休憩)  
13:20 ~ 14:00 第Ⅲ編 コンクリート充填鋼管部材 小林 裕介
14:00 ~ 14:40 第Ⅳ編 接合部 吉田 善紀
14:40 ~ 15:00 第Ⅴ編 構造物 猪股 貴憲
15:00 ~ 15:15 (休憩)  
15:15 ~ 16:30 性能照査例 H鋼埋込み桁
CFTラーメン高架橋
轟 俊太朗
斉藤 雅充
16:30 ~ 16:45 設計プログラム 大野 又稔
16:45 ~ 17:00 質疑 池田 学

※都合により、時間割、講師等については変更する場合があります。

参加費

(テキストなし)
 一般:  21,000円(税込)
 鉄道技術推進センター会員:  18,000円(税込)
 ※テキストは別途ご購入下さい。

(テキスト込み)
 一般:  35,500円(税込)
 鉄道技術推進センター会員:  30,500円(税込)

お申込み方法

 こちらの講習会は、開催を終了しました。

テキスト

この講習会では以下の書籍をテキストとして使用致します。
「鉄道構造物等設計標準・同解説 鋼とコンクリートの複合構造物」 (定価16,200円 税込)
※発行:丸善出版(株)、 平成28年1月末刊行予定

なお、(一財)研友社では以下の割引販売を実施致しておりますのでご利用下さい。
  一般:  14,580円(税込、送料別)
  鉄道技術推進センター会員:  12,960円(税込、送料別)
  ※平成28年4月末日までの期間限定割引です。
当日講習会場でも販売致しておりますが、事前にご予約をお願いします。

締切

定員に達しましたので、受付を締め切りました。

その他

お支払い頂いた参加費の払い戻しは、致しかねますのでご了承下さい。

企画

公益財団法人鉄道総合技術研究所
 情報管理部(情報企画)
 構造物技術研究部