第337回 鉄道総研月例発表会

日時 2020年07月31日(金) から
場所 ウェブ配信(視聴無料)
主題 人間科学に関する最近の研究開発

プログラムと発表概要

アンケートとご質問は締め切らせていただきました。
お忙しい中ご協力いただいた皆様に、御礼申し上げます。





(関係研究部 人間科学研究部


1.人間科学に関する最近の研究開発(10分)

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鉄道総研人間科学研究部では、鉄道システムに関わる人の視点から安全で、便利で、快適な鉄道を考えるヒューマンファクター研究を行っている。ここでは,最近の取り組み全体を概観しながら、ヒューマンエラー防止のための教育訓練手法および鉄道の安全を脅かす部外要因への対策研究などのいくつかの代表的成果について紹介する。
 鉄道総研報告 Vol.34 No.1 「鉄道における最近の人間科学研究」
 鉄道総研報告 Vol.33 No.1 「鉄道における最近の人間科学研究」
 鉄道総研報告 Vol.31 No.11 「人間科学における安全のための研究開発」

発表者

人間科学研究部長 小美濃 幸司


2.触車事故防止ルールの遵守徹底のための安全教育法(20分)

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意図的なルール不遵守に対しては、「ルールを守らない場合のリスク」を教育する必要があるが、リスクのどの内容を教育すれば特に効果的かは、明らかではなかった。そこで、保線・電気系統の現場社員の意識調査を分析し、ルール遵守を促すためには、「事故の発生プロセス」の教育が必要なことを確認した。この結果に基づき、触車事故防止ルールの遵守を徹底する安全教育法を開発し、現場で実施可能な教育法であり、かつ教育効果があることを確認したので紹介する。
 鉄道総研報告 Vol.34 No.1 「触車事故防止ルールの遵守徹底に向けた安全教育法の開発」

発表者

人間科学研究部 安全性解析研究室 主任研究員 村越 暁子


3.運転士を対象とした危険源への気づき向上訓練課題の開発(20分)

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運転士を対象に、危険源を見逃す可能性の認識と危険源を積極的に(意図をもって)探そうという動機付け(危険源探索態度)、危険源を見逃さないための工夫の必要性の認識を向上させる、危険源検出成功体験課題を開発した。また、危険源をより多く、より詳細に見出すとともに、危険源を見出すための知識が身につく、シナリオ描画課題を開発した。両課題を大学生および運転士に対して試行し、その効果を確認したので紹介する。

発表者

人間科学研究部 安全心理研究室 副主任研究員 増田 貴之


4.電磁界の神経刺激作用の周波数特性解析(20分)

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鉄道で発生する電磁界の周波数範囲は広く、規制の根拠である国際的な人体防護ガイドライン(ICNIRPガイドライン)の基準値が外挿で定められている周波数帯域がある。この外挿範囲を含め、培養神経細胞を用いた実験により神経刺激に関する周波数特性を明らかにした。この特性は、ガイドラインの基準値の周波数特性と良い相関があることから、将来的な磁界規制の周波数拡大にあたっても、現行の対応で十分であることを明らかにしたので紹介する。
 鉄道総研報告 Vol.34 No.1 「変動磁界による神経刺激作用の細胞レベルでの評価」

発表者

人間科学研究部 生物工学研究室長 池畑 政輝


5.先取喚呼による速度超過防止法(20分)

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列車の速度超過は、脱線等の列車事故につながる可能性があり、その防止が重要である。速度超過の原因の1つに、運転士が速度制限区間の存在を失念してしまうことがある。そこで、その失念を防ぐ方法として、先取喚呼を紹介する。先取喚呼とは、事前に速度制限区間や制限速度などを喚呼することで、記憶を強化し、失念を防ぐ方法である。本発表では、先取喚呼のやり方や、その効果を確認した列車運転シミュレータ実験について紹介する。
 鉄道総研報告 Vol.34 No.1 「先取喚呼を利用した速度超過防止法」

発表者

人間科学研究部 安全心理研究室 副主任研究員 佐藤 文紀


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