鉄骨造旅客上家の耐震診断指針[第2版]

鉄骨造旅客上家の耐震診断指針[第2版]

No.18042

 平成25年(2013年)4月1日、特定鉄道等施設の地震に対する安全性を向上させるための耐震補強の実施について努力義務を課す「特定鉄道等施設に係る耐震補強に関する省令」(平成二十五年国土交通省令第十六号)が施行されました。当省令の対象となった旅客上家については、耐震性能の評価方法が定まっていなかったことから、設置数の多い鉄骨造旅客上家に対して、構造形態や構造種別に応じた耐震性能の評価方法を検討し、鉄道事業者における今後の耐震診断業務で運用可能な耐震診断指針を令和3年(2021年)3月に初版として発刊しています。その後、高架上家の応答増幅の設定法に関する新たな知見等を踏まえた修正・追記をおこない、この度、第2版として発刊しました。
 本指針が、耐震診断を行う際の一助となれば幸いと考えております。

[著作・発行]公益財団法人鉄道総合技術研究所
[発行年月]令和6年3月 
[販売定価]6,160円(本体5,600円+税10%)
※(一財)研友社にてお求めいただけます