風洞形式

Type of Wind Tunnel

米原風洞は、試験の目的に応じて下記の形式で稼動させることができます。

各風洞形態における設備の詳細については、計測用設備を参照下さい。風洞試験を効率よく行うための設備が整えられています。

開放型

開放型測定部は、主に供試体から発生する空力騒音に関する風洞試験に使用します。
供試体は、ノズルとコレクタの間に設置される模型支持台車の上に設置することができます。
吹出口のサイズは、幅3m×高さ2.5mです。また、閉塞率が大きな供試体を使用する場合には、幅5m×高さ3mの前方胴を吹出口として使用することも可能です。

密閉型

密閉型測定部は、列車の空気抵抗など模型に作用する空気力の特性についての試験、空力特性の改善や模型まわりの流れを調べる試験などに使用します。
密閉型測定部(密閉胴)は、幅5m×高さ3m×長さ20mで、前方胴(6.5m)と後方胴(13.5m)とに分かれて移動することができ、接続・設置して測定部を形成します。

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