2021年度 信号・情報技術研究部Webセミナー

開催終了しました。

開催日時 2021年09月29日(水)
14:00~16:20
申込方法 webからの申し込み
申込締切 2021年09月27日(月)

 運転曲線作成システムSPEEDYは、輸送計画の作成、運転設備検討業務の支援ツールとして多くの鉄道事業者様にご活用いただいております。鉄道総研では、このSPEEDYの運転曲線作成アルゴリズムを用いた、信号機配置「閉そく割り」の検討支援システムの開発に取り組んでおり、このたびプロトタイプを作成いたしました。

 本セミナーではSPEEDY、 および閉そく割り検討支援システムを、デモンストレーションを交えながらご紹介いたします。後者につきましては特に、今後の製品化を進める上で、関連業務に携わる皆様のニーズを反映させていただきたく、この機会に是非ともご意見、ご要望を賜りたく存じます。

 コロナ禍におきまして、より多くの皆様にもご参加をいただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。ご参加申し込みをお待ち申し上げます。

運転曲線作成システムSPEEDYと閉そく割り検討支援への応用

プログラム

14:05~15:05
運転曲線作成システムSPEEDYのご紹介

信号・情報技術研究部 運転システム研究室 副主任研究員 田中 峻一

 鉄道総研で開発した運転曲線作成システムSPEEDYは、基準運転時分の策定や運転時隔の算出、設備検討等の支援ツールとして、多くの鉄道事業者様にご活用いただいております。
 本セミナーでは、SPEEDYで用いられている運転曲線作成技術とSPEEDYの運転曲線・時隔曲線の作成機能について、システムのデモンストレーションを交えながらご紹介いたします。

15:15~16:15
閉そく割り検討支援システムのご紹介 ~信号保安設備検討への展開例~

信号・情報技術研究部 運転システム研究室 副主任研究員 熊澤 一将

 閉そく割り(信号機配置と信号現示系統)や連動装置の制御条件といった信号保安設備は、運転曲線や時隔曲線を作成するための入力条件となります。鉄道総研では、運転曲線作成技術の新たな展開として、運転曲線等を入力として、閉そく割りの検討を支援するシステムのプロトタイプを作成いたしました。
 本セミナーでは、信号保安設備検討例のデモンストレーションを通して、本システムの活用イメージをご紹介いたします。