環境工学研究部
研究部長からのメッセージ
環境工学研究部長
宇田 東樹
[出身] 工学系研究科 機械工学専攻
2004年 鉄道総合技術研究所 入社
2025年7月 環境工学研究部長に就任
環境工学研究部は鉄道の空気力学、騒音に関する研究開発を行っています。主な専門分野は流体力学、音響学、振動学ですが、自身の大学での専門に関わらず、未知の現象や研究分野に興味をもって挑戦できる方、大きな研究成果を目指してチームで協調しながら業務を遂行できる方を求めています。
環境工学というと最近では脱炭素や省エネなどの地球環境問題を指すことが多いですが、我々の担当分野は鉄道の沿線環境問題である騒音やトンネル微気圧波などになります。このほか、強風下における車両の空力特性やトンネル内火災時の煙流動など鉄道の安全に係わる問題や、トンネル内温度上昇・換気、列車走行によって発生する列車風、トンネル内での圧力変動など快適性に係わる問題についても担当しており、空気力学、騒音に関する幅広い現象を扱っています。
これらの諸課題の解決に向けて、理論解析や数値シミュレーション、模型実験や現地試験など多様な業務を柔軟に遂行できる方を望みます。