トンネル微気圧波模型実験装置

熱・空気流動研究室

列車模型を発射してトンネル模型に突入させ、トンネル内で発生する圧縮波を測定することにより、列車先頭部やトンネル入口部(緩衝工)の微気圧波低減効果を調べる装置です。緊張したピアノ線で案内された回転対称の列車模型を、高速回転する3対(6個)の車輪によって摩擦駆動の原理で打ち出します。トンネル模型は、円管状から3次元的な形状のものまで使用できます。

特徴・諸元

現在の装置は、ゴムパチンコ方式(1970年代)、空気鉄砲方式(1980年代)に続く第3世代のピッチングマシーン方式(1990年代以降)のもので、発射速度、測定精度、実験効率の向上を図っています。この装置は車両先頭形状とトンネル緩衝工の開発のために高い頻度で使用されており、トンネル微気圧波だけでなく、トンネル内外および駅部や明かり区間で発生する種々の圧力波・超低周波音などの実験も可能です。(特許3686J61)

主要諸元

 装置寸法   長さ24m×幅2.2m×高さ2.3m
 標準模型縮尺  1/120~1/70(地面の模擬方法などにより異なる)
 トンネル模型最大長さ  約10m  
 列車模型最大寸法  断面直径60mm×長さ1300mm程度
 最高発射速度  450km/h程度(列車模型の形状・重量により異なる)
 測定項目 
 
 トンネル内部の圧力・流速、トンネル外部の音圧・流速
 列車模型の速度、流れの可視化など
 1日あたり最大発射回数  約20回/日(実験項目による)

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