車両分野
- 車両構体の構造最適化手法 車両構体の強度向上および軽量化を行うため、1車両モデルをもとに構造最適化手法の構築を行いました。
- 車輪/レールの転がり接触解析 車輪/レール間の接触面で生じる衝撃荷重の影響を評価可能な大規模並列計算ツールを開発します。
- 地震時の車両挙動解析 車両運動シミュレーションにより、地震時における車両の大変位挙動を解析し、安全性を評価しています。
- 車輪フランジ乗り上がり脱線のシミュレーション 曲線走行時の車輪フランジ乗り上がり脱線を再現する車両運動シミュレーションを開発しました。
- パンタグラフ加振試験装置 この試験装置は、パンタグラフを固定した状態で、すり板部分を様々な周波数・振幅で加振することができ、パンタグラフの追随性能を評価することができます。
- 車輪・レール高速接触疲労試験装置 車輪とレールの転がり接触疲労による損傷、摩耗の再現や、損傷・摩耗対策の評価に使用します。
- 車体間運動模擬装置 車両試験台上で、編成状態(列車として連結した状態)の走行を模擬する装置です。
- ディスクブレーキ試験機 実走行と同等の条件で試験が可能な試験機で、低速試験ユニット、高速試験ユニットを有しています。
- Hi-tram(ハイ!トラム) 開発したハイブリッドLRV“Hi-tram”において、省エネルギー性能、急速充電、バッテリーのみによる航続距離試験などを実施しました。
- ディーゼル車両 ディーゼル車両の空転制御に関する研究などで使用しています。
- ブレーキ性能試験機 実走行と同等の条件で試験が可能な試験機です。各試験ユニットには散水・降雪条件での試験が可能です。
- 動揺負荷試験装置 本試験装置は振子車両用アクチュエータの性能を評価するため、車台・振子はり・車体の横方向の動作を再現する装置です。
- 台車旋回性能試験装置 鉄道車両が曲線を通過する際に発生する、台車の旋回抵抗力を直接測定できる試験装置を開発しました。
- 実働荷重台車試験装置 鉄道車両の台車部品、主に台車枠の荷重試験および疲労試験を行います。
- 内燃機関性能試験機 気動車用エンジンを単体で運転することが可能で、エンジン出力の測定を始め、排ガスやエンジンの振動などに関する調査に使用しています。
- 所内試験車両 鉄道総研の構内試験電車。車両性能の試験のほか、信号・施設など様々な用途の試験に使用しています。
- 実物大車軸疲労試験装置 実物大車軸の回転曲げ疲労強度、回転曲げによるき裂進展速度などを調査するための試験装置です。
- 高速車両試験台 実車両の走行状態を定置で再現する装置で、本線では実施不可能な車両や軌道の条件下での試験も可能です。
- 2円筒転がり接触試験機 車輪とレール間の粘着力特性の解明を主な目的としています。
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転がり-すべり摩擦力試験機
低速域における車輪とレール間の過渡的トラクション係数および影響因子について研究することを目的としています。
- 高速パンタグラフ試験装置 新幹線などのパンタグラフの性能を評価する試験装置です。