地震に備える技術(耐震設計のための動的解析法入門編)
この講座は終了しました
開催日 | 2017/08/09(水) |
---|---|
期間 | 1日 |
定員 | 53 |
開催場所 | 鉄道総研 国立研究所 |
受講料 | ¥17,280(税込み) |
平成24年に改定された「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」に沿った、
動的解析法に関する知識を習得する講座
受講対象者
鉄道事業者あるいは設計コンサルタンツなどでの鉄道構造物の設計に関する業務において、動的解析を実施したことのある方で、今後も動的解析を用いる予定のある方や、より深く動的解析の知識を習得したい方。
目的
平成24年に改訂された「鉄道構造物等設計標準(耐震設計)」では、地盤や構造物の応答値の算定において、動的解析法を積極的に用いることが示されています。本講座では、耐震設計において動的解析を用いる意義について、設計標準の改訂経緯を踏まえて解説するとともに、動的解析の理解に必要不可欠な振動論の基礎知識を解説します。さらに、これらの講義の理解を深めるため、パソコンを1人1台使って実際に動的解析を体験する演習を多数用意しており、講義と演習の両面から動的解析の本質を理解し、動的解析を正しく実設計で利用するための知識の習得を目指します。
目標
耐震設計に必要な動的解析の基礎技術の習得を目指します。なお、講座の習熟度を高めるため、講座で使用した各プログラムは終了後に配布いたしますので、後日の復習等に活用頂けます。
プログラム
08/09(水)
平成24年に改訂された「鉄道構造物等設計標準・同解説耐震設計」の概要および改訂のポイントを紹介します。また、耐震設計において動的解析を用いる意義を、実例を踏まえて紹介します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 主任研究員 豊岡 亮洋
動的解析の基本は、1自由度系の振動論であり、これが分かると格段に動的解析に関する理解度が向上します。本講座では、1自由度系の振動論の基礎知識や応答スペクトルについて解説します。
- 講師
- 地震工学研究センター 地震動力学研究室 副主任研究員 坂井 公俊
表計算ソフトを使って、実際に手を動かすことにより「振動論の基礎(その1)」で学んだ内容の理解を深めてもらいます。1自由度系の計算、応答スペクトルの算出を予定しています。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 研究員 和田 一範
多自由度系で表される構造物の固有値解析およびモード解析法について解説します。ここでは、複雑な構造物の地震応答も1自由度系の応答の重ね合わせで表現できることを学んでもらいます。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 主任研究員 川西 智浩
地盤の動的解析に必要な知識について説明します。また、動的解析プログラムを用いて、簡単な表層地盤の解析をしてもらい、モデル化や結果の解釈などの技術を習得して頂きます。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震動力学研究室 副主任研究員 田中 浩平
橋梁・高架橋を例にして、構造物の動的解析に必要な知識について説明します。また、動的解析プログラムを用いて、簡単な構造計算をしてもらい、モデル化や結果の解釈などの技術を習得して頂きます。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 研究員 小野寺 周
- 例題を解く際に電卓が必要となりますので、各自ご用意願います。
- 本講座では、下記の図書を使用致しますので、ご持参ください。(当日会場でも販売します。)
丸善出版(株)発行 「鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計」
定価(本体12,000円+税)
- 本講座では、Excelの活用を前提としているので、Excelを十分に習熟していることを望みます。
- 本講座で配布するプログラムは、講座の内容の理解を深める目的で配布するものであり、業務等での使用は想定しておりません。講座の復習以外の目的で使用される場合は、必ずご自身の判断と責任でご利用ください。公益財団法人鉄道総合技術研究所は、本プログラムを利用する一切の行為により生じた、いかなる損害についても一切責任を負うものではありません。
■お願い
○受付開始時間は8時30分です。(オリエンテーションは8:50から開始致します)
○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
○キャンセルは開講日の2週間前までです。それ以降の受講料の払い戻しは致しません。
■企画
(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 情報企画
■事務局
(一財)研友社
〒185-0034 東京都国分寺市光町2-8-38
TEL 042-572-7157
FAX 042-572-7190
■会場 (公財)鉄道総合技術研究所
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