2026年度 車両Webセミナー「車両に関する評価・解析・保守技術~その活用例~」

開催日時 2026年10月30日(金)
13:30~15:30
申込方法 Webからの申し込み
申込締切 2026年10月29日(木)

 鉄道総研では、車両の運動・振動、騒音、材料、数値解析など、多様な専門分野において研究開発を進めています。本セミナーでは、走行安全性評価、車軸軸受の保守技術、沿線騒音を活用した車輪状態監視、乗り心地・振動特性評価、着雪・排雪シミュレーションなど、複数の研究部が保有する評価・解析・保守技術について、活用事例を交えてご紹介いたします。

 より多くの方々にご参加いただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。皆様の申し込みをお待ちしております。

 ・お申込み後、Zoomサイトより登録されたメールアドレス宛に参加URLがすみやかに送付されます。
 ・当日はセミナー開催時間中、Zoomのチャット機能による質問を受け付けます。

≪お申し込み時の注意≫
お申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにてご登録ください。
会社・組織のメールアドレスを使用できない場合は、「名」に会社・組織名を加えていただきますようお願いします。
フリーメールなどからのお申し込みでご所属が不明な場合、ご登録を取り消させていただくことがあります。

参加申込

車両に関する評価・解析・保守技術~その活用例~


~~~ プログラム ~~~


13:30~13:35
開会挨拶

事業推進部長 神田 政幸

 

13:35~13:55
汎用機版連続PQ処理装置・簡易着脱式スリップリング装置

鉄道力学研究部 車両力学研究室 主任研究員 田中 隆之

車両の走行安全性評価では輪重横圧測定(PQ測定)が実施されます。この測定手法の一つである新連続PQ測定法ではシステムの老朽化、陳腐化の課題があり、最新の汎用処理装置を用いることで機能拡張を容易にしました。また、装置取り付け時における現場作業を大幅に省力化するため、簡易着脱式スリップリング装置も開発しました。本発表では両装置の概要について紹介します。

13:55~14:15
車軸軸受の検査周期延伸を実現する新たなフレッチング摩耗抑制手法

材料技術研究部 潤滑材料研究室 研究室長 岡村 吉晃

車軸軸受の内輪と後ぶたの接触部で発生するフレッチング摩耗粉は、潤滑剤の劣化を招き、車両の検査周期延伸のボトルネックになります。内輪と後ぶたの間にOリングや当板を挿入する従来の対策では、摩耗粉の発生そのものを抑制することが難しく、また既存軸受への設計変更が必要でした。本発表では、大きな設計変更を必要とせず、かつ部品点数を増やさない、フレッチング摩耗を抑制できる新たな手法と、その有効性について紹介します。

14:15~14:35
沿線騒音等の遠隔常時監視による編成別車輪状態の把握手法

空力・騒音研究部 騒音解析研究室 研究員 八谷 洋輔

車輪転削の目的の一つに、沿線騒音に影響する転動音の増加抑制があります。しかし、車輪踏面状態の経時変化は車輪ごとに異なるため、車輪転削時期の判断は容易ではありません。そこで、騒音・振動を遠隔から常時監視し、沿線騒音への影響度合いから車輪転削の必要性を判断する手法を開発しました。本発表では、沿線騒音等の遠隔常時監視の実施例、および車輪転削の必要性判断への適用可能性を紹介します。

休憩


14:45~15:05
鉄道車両の乗り心地・振動特性評価

車両技術研究部 車両振動研究室 主任研究員 石栗 航太郎

乗り心地の評価は、新たな路線の開業や車両導入時の確認、軌道や車両の保守状態の確認、快適性向上技術の効果の検証などに不可欠です。客室内で観測する振動加速度などをもとに、評価指標に基づいて評価が行われます。本発表では、国際規格ISO2631や欧州規格EN12299に基づく指標と日本で用いられる評価指標の特徴を述べ、測定方法および算出方法を紹介します。

15:05~15:25
排雪・着雪シミュレータによる数値解析

鉄道力学研究部 計算力学研究室 特別研究員 室谷 浩平

排雪シミュレータでは、鉄道車両が積雪した線路上を走行する際の排雪現象を再現し、車両への排雪力や輪重への影響を評価することができます。一方、着雪シミュレータでは、走行中に舞い上がった雪が車両へ付着・成長する過程を再現し、車両形状が着雪特性に与える影響を評価することができます。本発表では、これら2つのシミュレータの概要ならびに計算事例を通じて活用例を紹介します。

15:25~15:30
閉会挨拶

車両技術研究部長 渡辺 信行


司会:車両技術研究部 車両振動研究室 研究室長 風戸 昭人


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