鉄道技術者のための地震工学・耐震設計入門
この講座は終了しました
開催日 | 2019/10/23(水) |
---|---|
期間 | 1日 |
定員 | 53 |
開催場所 | 鉄道総研 国立研究所 |
受講料 | ¥17,600(税込み) |
鉄道の地震防災、耐震設計の基礎知識を習得する講座
受講対象者
鉄道の地震防災、耐震設計に関連する業務に携わっている若手から中堅技術者の方で、地震工学、耐震設計の基礎知識を習得されたい方。
目的
地震に関する基礎知識、地震時の運転規制や事業者が持つ地震計を活用した地震防災システムに関する技術、さらに各種構造物の耐震設計に必要な基礎知識を解説します。
目標
鉄道の地震防災、耐震設計に必要な基礎知識、基礎技術の習得を目指します。
プログラム
10/23(水)
地震に対して鉄道の安全を確保するためには、①事前対応、②緊急・即時対応、③初動対応を多重防護的に行うことが重要です。本講座では、上記①~③の概要を説明するとともに、これらを正く理解するために必要な地震工学の基礎知識や用語の意味について解説します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター センター長 山本 俊六
地震による地盤、構造物の揺れを理解するための基本は1自由度系の振動論であり、これが分かると格段に地震工学、耐震設計に関する理解度が向上します。本講座では1自由度系の振動論の基礎知識や応答スペクトルについて解説します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 主任研究員 坂井 公俊
地震に対する【事前対応】の基本としては、耐震設計・耐震補強をしっかりと行うことです。平成24年に改訂された「鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計」に基づいて、鉄道構造物の耐震設計のポイントを紹介します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 室長 豊岡 亮洋
地震発生時の【緊急・即時対応】としては、地震を早期に検知し、列車をいち早く停止することが有効です。そこで本講座では列車運転規制の概要と早期地震防災システムについて解説します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震解析研究室 主任研究員 是永 将宏
地震後の【初動対応】としては、沿線の揺れや被害の有無などを早期に把握することが重要です。そこで本講座では、運転再開を効率的に行う手法と各種情報の活用方法について解説します。
- 講師
- 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室 研究員 小野寺 周
■お願い
○受付開始時間は8時30分です。(オリエンテーションは8:50から開始致します)
○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
○キャンセルは開講日の2週間前までです。それ以降の受講料の払い戻しは致しません。
■鉄道総研への入門について
○守衛室で、受講者である旨を申し出て下さい。
○名札(ネックストラップ)をお受け取り下さい。
○正面建物へお進みください。そこで係の者がご案内します。
■昼食について
○昼食は鉄道総研「Dinning光」(食堂)、「喫茶ルミエール」を交通系ICカードにてご利用いただけます。
○お弁当のご持参いただくことも可能です。会場(研修室)でお召し上がり下さい。
■企画
(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 情報企画
■事務局
(一財)研友社
〒185-0034 東京都国分寺市光町2-8-38
TEL 042-572-7157
FAX 042-572-7190
■会場 (公財)鉄道総合技術研究所
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