鉄道建築の基礎

この講座は終了しました

開催日 2019/10/24(木)
期間 1日
定員 53
開催場所 鉄道総研 国立研究所
受講料 ¥17,600(税込み)

安全で快適な駅を計画する方法を学ぶ基礎講座

受講対象者

鉄道事業者などの駅計画に携わっている若手の方。

目的

駅などの鉄道建築物の実務に数年間携わった方を主な対象として、駅の計画手法や振動・騒音・快適性の評価手法、橋上駅の構造設計標準などの基礎を講義します。

目標

鉄道建築物に関する「計画・環境・構造」の各分野についての幅広い基礎知識を習得することを目指します。

プログラム

1日目 10/24(木)

09:00~09:20
受付

09:20~09:30
オリエンテーション

9:30~10:30
駅の計画手法

鉄道政策における駅の位置づけや駅の需要予測手法を概説するとともに、駅計画に必要となる利用者数の捉え方と旅客多様化への配慮について解説する。また、避難安全についても簡単に紹介する。

講師
構造物技術研究部 建築研究室 主任研究員 柴田 宗典

休憩
10:30~10:40

10:40~11:40
旅客流動

駅構内の旅客流動に関する基礎知識を紹介し、一般建築物や道路交通にはない特徴を解説する。また、旅客流動の評価方法を紹介し、解析ツールの実例を示す。(実習あり)

講師
構造物技術研究部 建築研究室 副主任研究員 石突 光隆

11:40~12:40
昼食

12:40~13:10
駅における振動・騒音

列車走行によって駅や駅ビルで発生する振動・騒音の実態と対策手法を、計測事例を用いて解説する。

講師
構造物技術研究部 建築研究室 主任研究員 清水 克将

13:10~13:40
駅の温熱環境

駅の快適性に大きな影響を与える温熱環境について、物理量の測定方法や評価方法を紹介し、実例を交えて解説する。(実習あり)

講師
構造物技術研究部 建築研究室 主任研究員 清水 克将

13:40~13:50
休憩

13:50~16:00
実習(旅客流動、温熱環境評価)

講師
各担当者

16:00~16:10
休憩

16:10~17:30
線路上空利用建物の構造設計

「線路上空建築物(低層)構造設計標準」を中心に、鉄道建築に特異な荷重や鉄道土木複合構造物の取り扱いを概説する。また、鉄道駅を想定した耐火設計法についてもここでふれる。

講師
構造物技術研究部 建築研究室 室長 山田 聖治/研究員 三木 広志

<注意点>
 ①実習場所は屋内ですが、空調設備がありませんので、気温が低い時期には上着の用意をお願いします。
  また、実習には歩行実験体験が含まれています。動きやすい履物でのご参加をお願いします。
 ②「1.駅の計画手法」の一部は鉄道技術講座『鉄道におけるユニバーサルデザインの基礎』の内容と重複しています。

■お願い
 ○受付開始時間は9時00分です。(オリエンテーションは9:20から開始致します)
 ○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
 ○キャンセルは開講日の2週間前までです。それ以降の受講料の払い戻しは致しません。

■鉄道総研への入門について
 ○守衛室で、受講者である旨を申し出て下さい。
 ○名札(ネックストラップ)をお受け取り下さい。
 ○正面建物へお進み下さい。そこで係の者がご案内します。

■昼食について
 ○昼食は鉄道総研「Dinning光」(食堂)、「喫茶ルミエール」を、交通系ICカードにてご利用いただけます。
 ○お弁当をご持参いただくことも可能です。会場(研修室)でお召し上がり下さい。

■企画
(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 情報企画

■事務局
(一財)研友社
〒185-0034 東京都国分寺市光町2-8-38
TEL 042-572-7157
FAX 042-572-7190

■会場 (公財)鉄道総合技術研究所
 

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