車両部品のメンテナンス

この講座は終了しました

安全走行を担う車両部品のメンテナンスに関する知識を習得する講座

鉄道事業者などの車両メンテナンス担当者および車両メーカなどの中堅・専門技術者の方。

車両の走行安全上、重要である台車・走り装置の部品を主な対象とし、それらの基本的事項を含めて、メンテナンスを行ううえで役に立つ知識を講義します。

台車・走り装置を構成する車両部品のメンテナンスを行う上で役に立つ専門知識を幅広く習得することを目指します。

プログラム

09:00～09:20
視聴確認

09:20~09:30
オリエンテーション

09:30~10:45
車両用ゴム・樹脂のメンテナンス

空気ホース・パッキン類や防振ゴム等のゴムおよびローラーやブッシュ等の樹脂を用いた車両部材について、劣化特性および取扱いに関する基本的な内容を概説します。

10:45~10:55
休　憩

10:55~11:40
転がり軸受の基礎とメンテナンス

転がり軸受の構造、特性、材料、寿命、損傷などについて基本的な事項を概説します。また、これらに関連して、メンテナンスを行う上での留意点について解説します。

11:40~12:50
昼　食

12:50~13:15
転がり軸受の基礎とメンテナンス（続き）

13:15~13:25
休　憩

13:25~14:35
潤滑油・グリースの基礎とメンテナンス

潤滑油・グリースの基礎技術について解説します。また、メンテナンスに関しては、潤滑油中の摩耗粉分析による非解体診断技術について基礎から適用事例まで解説します。

14:35~14:45
休　憩

14:45~16:00
車軸・台車枠の材料と非破壊検査

車軸や台車枠に使用される鉄鋼材料の強度特性と損傷事例を概説します。また、車軸や台車枠の定期検査に適用される超音波探傷や磁粉探傷等の非破壊検査法について、検査手順などの基本的な内容と作業上の注意点を解説します。

16:00~16:10
休　憩

16:10~17:10
車輪の摩耗・損傷状況とメンテナンス

車輪には、走行中の転動やレールとの接触、摩擦材の押し付けなどの影響により、摩耗や剥離などの損傷が発生します。そこで、一般的な車輪の損傷状況から摩耗による振動・乗り心地への影響について解説します。

■お願い
　○視聴確認は9時00分から可能です。
　○オリエンテーションは9:20から開始致します
　○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
　○講義中にチャットで寄せられたご質問について各講義最後に講師がお答えします。
　○アンケートへのご回答にご協力ください。