安全の人間科学概論

開催日 2025/11/19(水) 申込締切 11/5(水)
期間 1日
定員 制限はございません。
受講料 ¥14,000(消費税10%込み)

安全性の向上のための人間特性について学ぶ基礎講座
 

受講対象者


職場のリーダー層、教育研修・安全管理者の担当者を目指す、あるいは携わっている入門者から中堅技術者の方。
 

目的


職場のリーダー層、教育研修・安全管理の担当者を目指す方を主な対象として、人間の行動や特性への理解を深めるとともに、現場などで安全対策を講じる際の基本的な考え方や、枠組みについての講義します。
 

目標


安全性を高めるために必要な、人間に係る事柄(ヒューマンファクター)の基礎的な知識の習得を目指します。

プログラム

11/19(水)

09:15~09:35
受付・視聴確認

09:35
オリエンテーション

09:45~10:35
鉄道の安全とヒューマンファクター

 ヒューマンエラーの定義やヒューマンファクター(人間に関する要因)をとらえるための調査・分析法や、リスク情報の活用の仕方について説明します。

講師
人間科学研究部 安全心理研究室 主任研究員  北村 康宏

10:35~10:50
休憩

10:50~12:00
安全とヒューマンエラー

 ヒューマンエラーの種類・発生メカニズム・発生原因について解説します。

講師
人間科学研究部 安全心理研究室 主任研究員  佐藤 文紀

12:00~13:00
昼休み

13:00~14:10
指差喚呼、復唱・確認会話 -ヒューマンエラーを防ぐための確認の実践-

 ヒューマンエラーを事故につなげないようにするための対策例である「確認」の実践的な方法である、指差喚呼と復唱・確認会話について、有効な教育方法を説明します。

講師
人間科学研究部 安全心理研究室 副主任研究員  藤道 宗人

14:10~14:25
休憩

14:25~15:35
違反防止策と安全風土

 ルール違反防止のための基本的な考え方と有効な教育方法を説明します。また、そのための職場の安全風土醸成の意義とその捉え方を説明します。

講師
人間科学研究部 安全心理研究室長  村越 暁子

15:35~15:50
休憩

15:50~17:10
安全と生理機能

 ヒューマンエラーを誘発する要因について、生理的側面から解説します。また、エラーによる事故の防止対策として、生理的特性に着目した、人間の信頼性向上策のいくつかを紹介します。

講師
人間科学研究部 人間工学研究室 主任研究員  鈴木 綾子

○ プログラムの内容は多少変更する場合がございます。
○ 講義中に「Q&A」で寄せられたご質問について各講義最後または後日に講師がお答えします。