車両部品のメンテナンス

この講座は終了しました

開催日 2018/10/22(月)
期間 1日
定員 100
開催場所 秋葉原UDX GALLERY NEXT1
受講料 ¥17,280(税込み)

安全走行を担う車両部品のメンテナンスに関する知識を習得する講座

受講対象者

鉄道事業者などの車両メンテナンス担当者及び車両メーカなどの中堅・専門技術者の方。

目的

車両の走行安全上、重要である台車・走り装置の部品を主な対象とし、それらの基本的事項を含めて、メンテナンスを行う上で必要な知識を講義します。

目標

台車・走り装置を構成する車両部品のメンテナンスを行う上で必要な専門知識を幅広く習得することを目指します。

プログラム

10月22日(月)

09:00~09:20
受付

09:20~09:30
オリエンテーション

09:30~10:45
車両用ゴム・樹脂のメンテナンス

空気ホース・パッキン類や防振ゴム等のゴムおよびローラーやブッシュ等の樹脂を用いた車両部材について、劣化特性および取扱いに関する基本的な内容を概説します。

講師
材料技術研究部 防振材料研究室 室長 伊藤 幹彌

10:45~10:55
休憩

10:55~11:40
転がり軸受の基礎とメンテナンス

転がり軸受の構造、特性、材料、寿命、損傷などについて基本的な事項を概説します。また、これらに関連して、メンテナンスを行う上での留意点について解説します。

講師
材料技術研究部 潤滑材料研究室 室長 永友 貴史

11:40~12:50
昼食

12:50~13:15
転がり軸受の基礎とメンテナンス(続き)

転がり軸受の構造、特性、材料、寿命、損傷などについて基本的な事項を概説します。また、これらに関連して、メンテナンスを行う上での留意点について解説します。

講師
材料技術研究部 潤滑材料研究室 室長 永友 貴史

13:15~13:25
休憩

13:25~14:35
潤滑油・グリースの基礎とメンテナンス

潤滑油・グリースの基礎技術について解説します。また、メンテナンスに関しては、潤滑油中の摩耗粉分析による非解体診断技術について基礎から適用事例まで解説します。

講師
材料技術研究部 潤滑材料研究室 主任研究員 鈴村 淳一

14:35~14:45
休憩

14:45~16:00
車軸・台車枠の材料と非破壊検査

車軸や台車枠に使用される鉄鋼材料の強度特性と損傷事例を概説します。また、車軸や台車枠の定期検査に適用される超音波探傷や磁粉探傷等の非破壊検査法について、検査手順などの基本的な内容と作業上の注意点を解説します。

講師
車両構造技術研究部 車両強度研究室 主任研究員 牧野 一成

16:00~16:10
休憩

16:10~17:10
車輪の摩耗・損傷状況とメンテナンス

車輪には、走行中の転動やレールとの接触、摩擦材の押し付けなどの影響により、摩耗や剥離などの損傷が発生します。そこで、一般的な車輪の損傷状況から摩耗による振動・乗り心地への影響について解説します。

講師
車両構造技術研究部 車両運動研究室 副主任研究員 坂本 裕一郎

■お願い
 ○受付開始時間は9時00分です。(オリエンテーションは9:20から開始致します)
 ○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
 ○キャンセルは開講日の2週間前までです。それ以降の受講料の払い戻しは致しません。

■企画
(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 情報企画

■事務局
(一財)研友社
〒185-0034 東京都国分寺市光町2-8-38
TEL 042-572-7157
FAX 042-572-7190

■会場 秋葉原UDX(4階) GALLERY NEXT1
 ・JR秋葉原駅より徒歩2分



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