MLU002

MLU002

MLU002は、MLU001を受け継ぎ、将来の実用車両の基礎となる、ボギー方式のプロトタイプ車両として製作された実験車です。試乗を考慮し、44名分の座席も設けてありました。

MLU002は、分岐測線進入試験、低速での磁気抗力の減少を目的とした側壁浮上特性試験、乗り心地の改善を図った弾性支持特性試験等に利用されましたが、残念ながら1991年(平成3年)、走行実験中に焼失しました。

表 MLU002の概要
車体寸法
長さ×幅×高さ [m]
重量 [t] 製作台数 定員 [名]
22.0×3.0×3.7 17 1 44
超電導コイル
起磁力 [kA]×極数×列数
最高速度[km/h] 走行場所 落成年
700×6×2 394 宮崎実験線 1987