2023年度 信号技術研究部Webセミナー 「信号設備の状態監視-CBM適用の考え方-」

開催終了しました。

開催日時 2023年11月01日(水)
14:00~16:00
申込方法 Webからの申し込み
申込締切 2023年10月31日(火)

 本セミナーでは、電気転てつ機、軌道回路および信号用電子機器に対して、故障発生時点での故障要因特定から取替時期の予測まで幅広いニーズへの対応を目指し、状態推定に関する要素技術について紹介します。

 より多くの方々にご参加をいただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。皆様の申込みをお待ちしております。

≪申し込み時の注意≫
申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにてご登録ください。
会社・組織のメールアドレスを使用できない場合は、「名」に会社・組織名を加えていただきますようお願いいたします。
フリーメール等からのお申し込みでご所属が不明な場合、ご登録を取り消させていただくことがあります。

信号設備の状態監視-CBM適用の考え方-


 

~~~ プログラム ~~~


 

14:00~14:05
開会挨拶

事業推進部長   片岡 宏夫

14:05~14:15
信号設備における状態監視の考え方

信号技術研究部 信号システム研究室 主任研究員  藤田 浩由

 現在、信号設備に対しての状態監視保全(CBM)の適用の検討が進んでいます。電気転てつ機、軌道回路および信号用電子機器に対して、故障発生時点での故障要因特定から取替時期の予測までの幅広い時間レンジへの対応を目指した状態推定に関する要素技術についての概要を紹介します。

14:15~14:45
動力転てつ機の状態監視技術

信号技術研究部 信号システム研究室 主任研究員  潮見 俊輔

 動力転てつ機の状態監視は、動作状態の診断や転換不能の防止を目的として行われています。ここでは、状態監視装置で取得されるモータ電流等から、転換負荷の大きさや転換不能につながる異常を検出する手法を紹介します。

14:55~15:25
軌道回路の状態監視技術

信号技術研究部 信号システム研究室 副主任研究員  遠山 喬

 軌道回路は降雨等の環境変動の影響を受けやすく、電圧・電流のしきい値による管理では、異常に至る変化を捉えることが容易ではありません。誤警報を抑制しつつ、より変化を捉えやすくするために、電気回路シミュレーションとの連携や、電圧・電流波形の歪みを活用する状態推定手法を紹介します。

15:25~15:55
信号用電子機器の寿命予測・状態監視技術

信号技術研究部 信号システム研究室 主任研究員  藤田 浩由

 信号用電子機器は、構成部品やはんだ接合部の劣化の予兆を捉えることが難しいとされています。そこで、あらかじめ実施された信頼性試験結果から、使用環境に応じて寿命予測を行う手法について紹介します。また、使用環境の変化を捉えることで、対象機器の劣化状態の把握と今後の劣化進展の予測を行う手法について紹介します。

15:55~16:00
閉会挨拶

信号技術研究部長  新井 英樹


司会:信号技術研究部 信号システム研究室 研究室長  寺田 夏樹


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