【終了】2024年度 人間科学研究部Webセミナー 「ヒューマンファクターに関する教育訓練教材 および最近の開発成果のご紹介」

開催終了しました。

開催日時 2024年12月05日(木)
13:30~15:35
申込方法 Webからの申し込み
申込締切 2024年12月04日(水)

 本セミナーでは、前半にて、人間科学研究部で開発した主な教育訓練教材の概要とこのうち2件の教育訓練教材についてご紹介いたします。また、後半では、最近開発しました駅等の快適性向上を支援するための高感度アンモニア測定機、および、安定的な列車運行を支援するための鉄道車両用鹿忌避音自動吹鳴装置についてご紹介いたします。 

 より多くの方々にご参加いただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。皆様の申し込みをお待ちしております。

 ・お申込み後、Zoomサイトより登録されたメールアドレス宛に参加URLがすみやかに送付されます。
 ・当日はセミナー開催時間中、Zoomのチャット機能による質問を受け付けます。

≪お申し込み時の注意≫
お申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにてご登録ください。
会社・組織のメールアドレスを使用できない場合は、「名」に会社・組織名を加えていただきますようお願いします。
フリーメール等からのお申し込みでご所属が不明な場合、ご登録を取り消させていただくことがあります。

ヒューマンファクターに関する教育訓練教材および最近の開発成果のご紹介


~~~ プログラム ~~~


13:30~13:35
開会挨拶

人間科学研究部長 水上 直樹

 

13:35~13:40
ヒューマンファクターに関する教育訓練教材の概要

人間科学研究部 部長 水上 直樹

人間科学研究部では、ヒューマンエラー防止、安全マネジメント支援等を目的に、種々の教育訓練教材を開発し、多くの鉄道事業者様や鉄道関連の事業者様にご利用いただいています。本セミナーでは、これまでに開発した主な教育訓練教材について紹介します。

13:40~14:05
情報伝達ミス防止訓練教材

人間科学研究部 安全心理研究室 主任研究員 中村 竜

鉄道の作業で発生したコミュニケーションエラー事例の分析から明らかになったコミュニケーションエラー防止のポイントと、効果的な復唱と確認会話の実施方法を学習することができる「情報伝達ミス防止訓練教材」を紹介します。

14:05~14:30
し忘れ防止のための先取喚呼とその教育ソフト

人間科学研究部 安全心理研究室 主任研究員 佐藤 文紀

し忘れは、時には重大事故につながる可能性があり、その防止は重要です。そこで、特別な道具を必要とせず、簡単に実施可能な手法として、先取喚呼を紹介します。また、確認ミス防止に有効な手法である指差喚呼と先取喚呼を組み合わせることで、確認の確実性向上も期待できます。この先取喚呼について学ぶための教育ソフトも紹介します。


休憩


14:40~15:05
高感度アンモニア測定機

人間科学研究部 快適性工学研究室 主任研究員 京谷 隆

駅・車両トイレの不快臭の主な原因物質の一つであるアンモニア(NH3)の発生源を特定し、効果的な不快臭対策につなげるため、可搬型の高感度NH3測定機を開発しています。本機は、NH3用検知管より20倍感度が高く、検知管では不可能な連続測定も可能です。今回は、本機の試作機を用い、駅トイレ内のNH3発生源の探索や不快臭対策の効果検証等を行った事例を紹介します。

15:05~15:30
鉄道車両用鹿忌避音自動吹鳴装置

人間科学研究部 快適性工学研究室 主任研究員 潮木 知良

鹿と列車との接触事故防止のため、鉄道車両搭載型の鹿忌避音自動吹鳴装置を開発しました。この装置は、列車の位置情報を利用した自動制御により、鹿警戒声と犬咆哮音を組み合わせた「鹿忌避音」を列車先頭から吹鳴するもので、前方の鹿を早期に逃走させることによる接触事故防止効果と、沿線環境への配慮を両立させています。

15:30~15:35
閉会挨拶

事業推進部長 神田 政幸


司会:人間科学研究部 人間工学研究室 室長 斎藤 綾乃


その他の関連コンテンツ