2025年度 構造物技術研究部・鉄道地震工学研究センターWebセミナー「土構造物の耐震診断・耐震補強に関するWebセミナー」

開催日時 2025年10月30日(木)
13:00~15:00
申込方法 Webからの申し込み
申込締切 2025年10月29日(水)

 鉄道総研では、土構造物の耐震診断・耐震補強を効果的に進めるための研究開発を進めています。本セミナーでは、これらの成果のうち、既に鉄道事業者様にご活用いただいている、土構造物の耐震診断・耐震補強に対する鉄道総研の支援業務や、耐震診断・耐震補強事業の推進に貢献する鉄道総研開発技術について、導入方法や実例を含めて紹介いたします。

 より多くの方々にご参加いただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。皆様の申し込みをお待ちしております。

 ・お申込み後、Zoomサイトより登録されたメールアドレス宛に参加URLがすみやかに送付されます。
 ・当日はセミナー開催時間中、Zoomのチャット機能による質問を受け付けます。

≪お申し込み時の注意≫
お申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにてご登録ください。
会社・組織のメールアドレスを使用できない場合は、「名」に会社・組織名を加えていただきますようお願いします。
フリーメールなどからのお申し込みでご所属が不明な場合、ご登録を取り消させていただくことがあります。

参加申込

土構造物の耐震診断・耐震補強に関するWebセミナー


~~~ プログラム ~~~


13:00~13:05
開会挨拶

事業推進部長 神田 政幸

 

13:05~13:30
土構造物の耐震診断・補強のための技術支援

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 研究室長 中島進

盛土・切土・擁壁などの土構造物には古くに建設されたものが多く、それらを構成する地盤材料も不均質かつ複雑な挙動を示します。また、土構造物建設地点の環境要因も構造物の安定性に大きな影響を及ぼします。本発表では、評価の難しい土構造物の耐震診断・補強設計を支援する鉄道総研の調査・試験・評価業務の内容や実例を紹介します。

13:30~13:55
盛土・切土等の耐震診断・補強技術と実例

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 主任研究員(上級) 松丸貴樹

地盤材料を主な構成材料とする盛土や切土の耐震診断・補強設計においては、当該地の集水条件を踏まえた土の強度特性値の設定が重要です。本発表では、鉄道総研による土の強度特性値を精緻に設定した診断業務の内容・実例や、のり面工と地山補強材との複合的な効果を考慮した耐震補強技術について紹介します。

休憩

14:05~14:30
土留め構造物の耐震診断・補強技術と実例

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 副主任研究員 笠原康平

擁壁や橋台などの土留め構造物には多様な形式があり、特に古い時代に建設された旧式の土留め構造物が地震時に変状し、列車運行を支障する事例が確認されています。本発表では、擁壁や橋台などの土留め構造物を対象として、鉄道総研が開発した耐震補強技術の概要や実例について紹介します。

14:30~14:55
被災土構造物の早期・強化復旧技術と実例

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 副主任研究員 佐藤武斗

鉄道土構造物は路線延長が長く、路線全体にわたり耐震補強を進めることは容易ではなく、大きな変状の危険がある弱点箇所を優先的に補強していくことが有効です。鉄道総研では、未補強箇所が被災した際の地震レジリエンス向上のための早期・強化復旧技術を開発してきました。本発表では、これらの技術の概要と実例を紹介します。

14:55~15:00
閉会挨拶

構造物技術研究部長 田所敏弥


司会:構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 研究室長 中島進


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