2022年度 構造物技術研究部 Webセミナー「既設鉄道構造物の維持管理、補修・補強技術に関する講習会」

開催終了しました。

開催日時 2022年10月24日(月)
14:00~16:50
開催場所 ZOOMによるオンラインセミナー(ライブ配信)
申込方法 webからの申し込み(無料)
申込締切 2022年10月21日(金)

 構造物技術研究部では、既設鉄道構造物を対象として鉄道総研で開発を行った維持管理技術や、各種補修・補強技術のご紹介をWebセミナー形式で開催させていただきます。近年、各種鉄道構造物の維持管理の効率化や、効果的な補修・補強法が求められており、皆様に活用いただける技術を開発して参りました。この機会に是非ともご意見、ご要望を賜りたく存じます。

 コロナ禍におきまして、より多くの皆様にもご参加をいただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。ご参加申し込みをお待ち申し上げます。

・申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにて登録ください。
・会社・組織のメールアドレスが使えない場合は、「名」に会社・組織名を加えていただくようお願いいたします。
・フリーメール等からの申し込みでご所属が不明な場合、登録を取り消させていただくことがあります。

・お申込み後、メールアドレス宛に参加URLを送付いたします。
・当日はセミナー開催時間中、Zoomのチャット機能による質問を受け付けます。

既設鉄道構造物の維持管理、補修・補強技術に関する講習会

プログラム

14:00~14:05
開会挨拶

事業推進部 部長 片岡宏夫

 

14:05~14:45
鉄道RCラーメン高架橋の各種リニューアル工法

構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 副主任研究員 大野又稔
研究員 石橋奈都実

既設の鉄筋コンクリート(RC)高架橋では、老朽化によるコンクリート片のはく落や、考慮すべき地震力の増大への対応策が求められています。
本講演では、鉄道総研が開発した鉄道RCラーメン高架橋の柱、梁、スラブおよび高欄のリニューアル技術についてご紹介いたします。

14:45~15:25
鉄道土構造物の地山補強土工法による補強工法

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 主任研究員 松丸貴樹
副主任研究員 倉上由貴

近年、都市部を中心に既設の鉄道土構造物の耐震補強が求められており、地山補強材を用いた補強が進められています。
本講演では、鉄道総研が開発した各種土構造物の地山補強材による耐震補強工法を紹介するとともに、既設盛土ののり面の補強技術についても紹介いたします。

15:25~15:45
休憩


15:45~16:05
3次元画像を活用した構造物目視検査支援システム

構造物技術研究部 鋼・複合構造研究室 研究員 櫛谷拓馬

鉄道総研では、3次元画像を用いた構造物の目視検査を支援するシステムを開発しました。本システムは、検査時に撮影した数分の動画から3次元画像構造物を生成し、構造物の状態をPC上で確認することを可能にします。
本講演では、本システムの概要と利用方法、3次元画像の精度を検証した結果を紹介いたします。

16:05~16:45
鉄道トンネルのはく落対策等を目的とした補修工法

構造物技術研究部 トンネル研究室 主任研究員 嶋本敬介
研究員 木下果穂

既設の鉄道トンネルでは、ひび割れや劣化が進行し、覆工のコンクリート片のはく落が発生する場合があり、適切な補修工法が求められています。
本講演では、鉄道総研が開発したはく落対策として、ポリウレア樹脂吹付け工法やバサルト帯板接着工法等について紹介いたします。

16:45~16:50
閉会挨拶

構造物技術研究部 部長 神田政幸


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