2022年度 防災技術研究部 Webセミナー「防災分野に関する業務の支援技術」

開催終了しました。

開催日時 2023年01月13日(金)
14:00~16:20
開催場所 ZOOMによるオンラインセミナー(ライブ配信)
申込方法 webからの申し込み(無料)
申込締切 2023年01月13日(金)

 本セミナーでは、防災分野における多様な業務の支援技術として、「架線着霜発生予測プログラム」、「地盤振動の予測技術」、「常時微動計測による橋脚の健全度評価手法」、「のり面工の維持管理支援」、「融雪災害の危険度判定システム」、「鉄道沿線斜面の災害危険性評価」についてご紹介いたします。
 コロナ禍におきまして、より多くの方々にご参加をいただけるよう、オンラインでの開催を企画いたしました。皆様の申込みをお待ちしております。

・申し込みの際は、会社・組織等のメールアドレスにて登録ください。
・フリーメール等からの申し込みでご所属が不明な場合、登録を取り消させていただくことがあります。
・お申込み後、メールアドレス宛に参加URLを送付いたします。
・当日はセミナー開催時間中、Zoomのチャット機能による質問を受け付けます。

防災分野に関する業務の支援技術

プログラム

14:00~14:05
開会挨拶

事業推進部 部長 片岡宏夫

 

14:05~14:25
架線着霜発生予測プログラム

防災技術研究部 気象防災研究室 研究室長 鎌田慈

 冬期の架線着霜による集電障害対策として、霜取り列車が運行されています。効率的な霜取り列車の運行のために架線着霜の発生を予測するプログラムを開発しました。霜の発生メカニズム、プログラムの使用方法について紹介いたします。

14:25~14:45
地盤振動の予測技術

防災技術研究部 地質研究室 研究員 野寄真徳

 新線建設や大規模改修の際、列車走行時の地盤振動の事前予測が必要となる場合があります。予測対象や条件により、実測データに基づく方法や計算時間を短縮できる解析モデルによる方法などを使い分けて予測業務を行っておりますので、それぞれの方法の概要や適用性についてご紹介いたします。

14:45~15:05
常時微動計測による橋脚の健全度評価手法

防災研究部 地盤防災研究室 研究室長 渡邉諭

 増水時における橋脚基礎の健全度の連続的な評価を可能とする評価システムを開発しました。常時微動による固有振動数同定アルゴリズムとともに、計測事例を交えた適用性についてご紹介いたします。


15:05~15:15
休憩


15:15~15:35
のり面工の維持管理支援 ~背面地山劣化の把握と既設のり面工効果的な補修方法~

防災技術研究部 地盤防災研究室 主任研究員 高柳剛

 老朽化したのり面工の維持管理において課題となる背面地山の風化対策に対し、その劣化度を低コストで評価する技術ならびに既設のり面工の効果的な補修方法を開発しました。計測原理を踏まえた背面地山の評価例とともに、施工事例を交えて新たな補修技術の施工マニュアルをご紹介いたします。

15:35~15:55
融雪災害の危険度判定システム

防災技術研究部 気象防災研究室 副主任研究員 佐藤亮太

 アメダス気象データを入力値として、融雪期の斜面災害の主要因である融雪量に基づく融雪災害の危険度判定手法を開発するとともに、インターネットを介してその評価結果を閲覧できるシステムを開発しました。

15:55~16:15
鉄道沿線斜面の災害危険性評価

防災技術研究部 地質研究室 主任研究員 長谷川淳

 鉄道沿線斜面ではその地形・地質的素因から多様な災害が発生する可能性があり、防災技術研究部では、現地調査に基づく災害危険性の評価業務を行っています。その業務内容について、実際に作成した斜面管理図の例と合わせてご紹介いたします。

16:15~16:20
閉会挨拶

防災技術研究部 部長 布川修


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