主要な研究開発成果（2006年度）

本成果は、JR各社をはじめ、研究機関、大学、企業などの関係機関の ご協力によって得られたものであり、厚く御礼申し上げます。

Ⅰ．安全性・信頼性

  1. 断層を含む広域地盤の地震動シミュレーション手法
  2. 旧式橋脚のＬ２耐震補強法の開発
  3. 石積壁の地震時安定度評価手法の開発
  4. 線路下横断構造物の耐震性評価と耐震対策
  5. 新幹線の地震時脱線対策
  6. 実効雨量に対応した斜面の危険度評価表の作成
  7. 鉄道線区における強風箇所抽出方法の開発
  8. 摩擦特性に優れた高速車両用鋳鉄複合化制輪子の開発
  9. 直流き電回路の高抵抗地絡検出システムの開発
  10. 剛体電車線とカテナリ架線の移行構造
  11. 異常事象検知のための画像処理アルゴリズムの開発
  12. 安全意識向上のための事故分析討議手法の開発

Ⅱ．経済性・効率性

  1. 主電動機の改良型グリースポケットの開発
  2. コンクリートの吹付け補修工法（Jot’s Crete工法）の開発
  3. トンネルの地圧による変状進行の予測法
  4. 慣性正矢法による軌道検測装置の開発
  5. てん充系既設線省力化軌道の粘性土路盤上への適用方法
  6. スペクトラム拡散通信による無線測距方式の開発
  7. 駅構内作業計画自動作成システム

Ⅲ．快適性・利便性

  1. 軸ダンパおよび空気ばね減衰制御による車両の乗り心地向上方法
  2. 視覚障害者のシームレスな移動を支援する個別案内システム

Ⅳ．環境との調和

  1. 燃料電池電車の開発
  2. 在来線用大出力全閉形永久磁石同期主電動機の開発
  3. 車輪／レール摩擦緩和システム（FRIMOS）の開発
  4. 風洞実験による車間部空力騒音の抑制技術の開発
  5. バラスト軌道トンネル内の圧縮波減衰メカニズムと変形の予測

Ⅴ．浮上式鉄道

  1. ガス冷却が不要な超電導磁石用電流リードの開発