主要な研究開発成果（2007年度）

本成果は、ＪＲ各社をはじめ、研究機関、大学、企業などの関係機関のご協力によって得られたものであり、厚く御礼申し上げます。

Ⅰ．安全性・信頼性

  1. 既存鉄道施設の耐震性能評価に用いる地震動の設定
  2. 地震に対する簡易な土構造物の耐震性評価手法
  3. 洗掘要注意橋脚の抽出手法
  4. 構造物診断用非接触振動測定システム「Uドップラー」
  5. 無線センサネットワークを用いた軌道･路盤変位監視システム
  6. 新幹線切替セクションにおける無停電並列切替方式
  7. 信号設備の雷害対策と雷害低減効果評価手法
  8. 新しい運転適性検査手法
  9. エラー誘発要因を考慮した運転作業のリスク評価手法

Ⅱ．経済性・効率性

  1. 在来線用カーボン系すり板の軽量化
  2. 既設鋼橋の合成構造化によるリニューアル技術
  3. ＩＴを活用したトンネルの変状監視システム
  4. バラスト軌道の動的挙動現場測定法と解析法
  5. ダイヤ乱れ時の貨物列車乗務員運用整理案自動作成システム

Ⅲ．快適性・利便性

  1. 低コスト振子制御システム
  2. ダイヤ改正後の列車運行・旅客行動予測システム
  3. 大地震遭遇時の帰宅困難者の行動

Ⅳ．環境との調和

  1. 急速充電技術を適用した架線ハイブリッド電車
  2. ディーゼル車両用消費エネルギー計算システム
  3. 在来線切妻型車両の空力特性向上策
  4. 多孔質材の貼付によるパンタグラフ空力音の低減手法
  5. 低騒音鋼・複合橋
  6. 鉄道振動の建物への簡易な伝搬予測手法
  7. 軌道・車輪系の振動・音響モデルを用いた転動音予測手法
  8. ジオポリマー法による新しい環境負荷低減コンクリート
  9. 変電所周辺の電磁界軽減対策
  10. 列車走行に伴って沿線に放射される電波雑音の推定手法

Ⅴ．浮上式鉄道

  1. 高温超電導線材を用いたレーストラック型小型超電導コイルの特性
  2. 磁石と超電導バルク体を組み合わせた超電導磁気軸受

Ⅰ.3、Ⅱ.3、Ⅳ.5、Ⅴ.1、Ⅴ.2　の件名は国土交通省の補助金を受けて実施しました。
Ⅳ.1の件名は（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の委託を受けて実施しました。