鋼・複合構造研究室
Steel & Hybrid Structures
鋼構造および鋼とコンクリートの複合構造の設計、維持管理および耐震に関する研究開発、技術基準の整備ならびに受託・コンサルティング等を担当しています。現在、鋼構造物および複合構造物の補修・補強、リニューアル技術の開発、基本的な部材性能の解明のほか、災害対策に取り組んでいます。
研究開発
レール継目による鋼橋の疲労への影響評価
レール継目の衝撃による鋼橋の疲労への影響を評価するとともに、その影響の大きさと範囲を算定する簡易手法を提案しました。
レール継目の衝撃による鋼橋の疲労への影響を評価するとともに、その影響の大きさと範囲を算定する簡易手法を提案しました。
既設無塗装鋼橋に用いる摩擦接合継手
既設無塗装鋼橋の鋼材表面に固着した緻密なさびを積極的に活用した、高力ボルト摩擦接合方法を開発しました。
既設無塗装鋼橋の鋼材表面に固着した緻密なさびを積極的に活用した、高力ボルト摩擦接合方法を開発しました。
リベット桁支承部の疲労き裂に対する補強工法
リベット桁支承部の疲労き裂の発生・進展要因を明らかにし、き裂進展を抑制するための簡易な補強工法を開発しました。
リベット桁支承部の疲労き裂の発生・進展要因を明らかにし、き裂進展を抑制するための簡易な補強工法を開発しました。
車両等の衝撃を受けた桁の運転再開指標の検討
桁下を通過する自動車等の衝突により鋼桁に変形が生じた場合に、運転再開の判断の目安となる桁の健全性の評価手法を提案しました。
桁下を通過する自動車等の衝突により鋼桁に変形が生じた場合に、運転再開の判断の目安となる桁の健全性の評価手法を提案しました。
既設鋼製支承の評価法と補強法
既設鋼鉄道橋の耐震診断を行う際の、ピン支承の評価法を見直し、損傷を防止する補強法を提案しました。
既設鋼鉄道橋の耐震診断を行う際の、ピン支承の評価法を見直し、損傷を防止する補強法を提案しました。
ピボット支承を有する旧式鋼鉄道橋の耐震評価・補強に関する研究
現行設計標準をそのまま適用できないピボット支承を有する旧式鋼鉄道橋を対象に耐震評価法(簡易・詳細)および補強手法を提案しました。
現行設計標準をそのまま適用できないピボット支承を有する旧式鋼鉄道橋を対象に耐震評価法(簡易・詳細)および補強手法を提案しました。
鋼橋の免震化に関する基礎的研究
ゴム支承を用いた免震橋について、軌道による構造物の地震時挙動への影響の評価法、鉄道橋に適した支承構造を提案しました。
ゴム支承を用いた免震橋について、軌道による構造物の地震時挙動への影響の評価法、鉄道橋に適した支承構造を提案しました。
コンクリート充填鋼管(CFT)部材の照査法と補修法
コンクリート充填鋼管(CFT)部材の適用範囲を拡大できる照査法および地震時に損傷したCFT部材の補修法を提案しました。
コンクリート充填鋼管(CFT)部材の適用範囲を拡大できる照査法および地震時に損傷したCFT部材の補修法を提案しました。
複合構造物の接合構造の高機能化に関する研究
鋼管を用いた複合構造物の接合部について、接合部内の鋼材量を低減可能な接合方式とその設計法を提案しました。
鋼管を用いた複合構造物の接合部について、接合部内の鋼材量を低減可能な接合方式とその設計法を提案しました。
SRC床版を用いた下路トラス橋梁の合理化設計法の開発
鋼下路トラス橋において、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)床版を用いて、桁高低減、騒音低減等が図れるトラス橋およびその設計法を開発しました。
鋼下路トラス橋において、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)床版を用いて、桁高低減、騒音低減等が図れるトラス橋およびその設計法を開発しました。
鋼鉄道橋のロングレール化のための診断
鋼鉄道橋上をロングレール化すると、新たにロングレール縦荷重が負荷されるため、種々の診断が必要になります。
鋼鉄道橋上をロングレール化すると、新たにロングレール縦荷重が負荷されるため、種々の診断が必要になります。
製品・ソフトウェア
基準図書・書籍
実験設備
大型構造物疲労試験装置
橋りょうなどの大型構造物を対象とした繰り返し載荷試験(疲労試験)や静的載荷試験を行う試験装置です。
橋りょうなどの大型構造物を対象とした繰り返し載荷試験(疲労試験)や静的載荷試験を行う試験装置です。