鉄道地震工学研究センター 第9回 Annual Meeting
データ連携による地震レジリエンスのさらなる向上
公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センターでは、最近の研究成果の紹介および現在の課題や今後の研究開発に関する意見交換の場として、Annual Meetingを開催しています。
現在、防災や維持管理などに資するよう様々なデータが取得され、そのデータに基づき地震対策などが実施されています。それらのデータ取得などは個別に実施され、多くの場合、取得されたデータの利活用はそれぞれの目的の範囲内にとどまっていると言えます。それらのデータを連携させることにより、鉄道の地震レジリエンスをさらに向上できる可能性があります。
第9回Annual Meetingでは「データ連携による地震レジリエンスのさらなる向上」としたテーマのもと、取得されたデータの利活用の現状について整理し、地震レジリエンスを高めるためのデータ連携の方向性などを議論したいと考えています。昨年に続きWeb形式での開催となりますが、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
開催概要
テーマ
データ連携による地震レジリエンスのさらなる向上
日時
2022年12月7日(水) 14:00 ~17:00
形式
Zoom WebinarによるWeb形式
参加費
無料
プログラム
14:00 開催挨拶
鉄道総研 鉄道地震工学研究センター長 小島 謙一
14:05 基調講演
都市デジタルツインがもたらす防災減災パラダイムシフト
神戸大学 都市安全研究センター 教授 飯塚 敦 様
14:55 第一部 鉄道地震工学研究センターの最新の研究開発
(1)震源近傍域の即時警報を目的としたP波規定値超過手法の開発
地震解析 主任研究員 津野 靖士
(2)定常化を考慮した地盤の液状化挙動評価
地震動力学 研究員 山本 昌徳
(3)中規模地震を考慮した鉄道構造物の復旧性照査法
地震応答制御 副主任研究員 和田 一範
15:25 休憩
15:35 第二部 データ連携による地震レジリエンスのさらなる向上
(1)15:35 趣旨説明
小島 謙一
(2)15:40 話題提供建設に関するデータ利活用
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 設計部 担当部長 山東 徹生 様
防災や維持管理に関するデータ利活用東日本旅客鉄道(株) JR東日本研究開発センター 防災研究所 主幹研究員 加藤 健二 様
防災における観測データ利活用の現状(国研)防災科学技術研究所 地震津波火山ネットワークセンター長 青井 真 様
鉄道地震工学研究センターにおけるデータ利活用(公財)鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センター 地震動力学 井澤 淳
(3)16:15 リアルタイムアンケート・休憩(4)16:25 パネルディスカッション
パネラー:飯塚様、山東様、加藤様、青井様、小島、坂井
モデレーター:岩田
17:00 閉会挨拶
鉄道総研 鉄道地震工学研究センター長 小島 謙一
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e-mail:annual☆kenf.or.jp(☆を@に変更して下さい)
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鉄道地震工学研究センター 地震解析(担当:岩田・是永)
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