鉄道地震工学研究センター　第7回　Annual Meeting

公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センターでは、最近の研究成果のご紹介および現在の課題や今後の研究開発に関する意見交換の場として、毎年Annual Meeting を開催致しております。

2012年の耐震設計標準改訂から約８年が経過し、この間にも耐震設計に関連する現象解明、解析・評価方法開発、構造形式提案などが進められ、一部の成果は先行的に活用され始めています。一方、鉄道を取り巻く社会環境、自然環境は変化しつつあります。最近では鉄道も新型コロナウイルスの影響を大きく受けている状況です。鉄道において安全性が最優先事項であることに変わりはありませんが、より合理的な対応が求められてくると考えます。
以上を背景に、第７回Annual Meetingでは「今後の耐震設計の展望」と言うテーマのもと、鉄道の地震レジリエンスの要である耐震設計の現在の課題や今後の方向性について、鉄道技術者や研究者の方々と双方向の議論を行いたいと考えております。従来とは異なりWeb形式の開催となりますが、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

開催概要

テーマ

今後の耐震設計の展望

日時

２０２０年１２月２日（水）　１４:００ ～１６:３０

形式

Zoom WebinarによるWeb形式

参加費

無料

プログラム

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14:00～14:05　開催挨拶・趣旨説明

鉄道総研　鉄道地震工学研究センター長　山本　俊六

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14:05～14:35　鉄道地震工学研究センター報告

「各研究室における最新の話題」

（１）　ネットワークを考慮した地震対策効果の評価法

地震解析　副主任研究員　野田　俊太

（２）　地盤に関わる最新の実験技術

地震動力学　副主任研究員　土井　逹也

（３）　地震後の支承部点検を支援するセンサーシステム

地震応答制御　副主任研究員　和田　一範

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14:35～16:25　今後の耐震設計の展望

　（１）　 趣旨説明

地震動力学　研究室長　井澤　淳

　（２）　鉄道総研おける近年の取り組み

　　　　　H24耐震標準の改訂概要と近年の動向

地震応答制御　研究室長　豊岡　亮洋

　　　　　地震動・地盤に関わる取り組み

地震動力学　副主任研究員　田中　浩平

　　　　　構造物に関わる取り組み

地震応答制御　主任研究員　坂井　公俊

　（３）　耐震標準の運用状況と課題

（独）鉄道建設・運輸施設設備支援機構 設計部 設計第一課 総括課長補佐　進藤　良則 様

東京地下鉄（株） 改良建設部 技術基準担当課長　吉村　正 様

東日本旅客鉄道（株） 構造技術センター 課長 耐震技術プロジェクト GL　佐々木 尚美 様

　（４）　耐震設計に関するアンケート調査

地震動力学　研究室長　井澤　淳

　（５）　今後の耐震設計に関する討議

登壇者：進藤 良則 様、吉村 正 様、佐々木 尚美 様、山本 俊六、豊岡 亮洋、井澤 淳

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16:25　閉会挨拶

鉄道総研　鉄道地震工学研究センター長　山本　俊六

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お申込み

Annual Meetingの参加は無料です。どなたでもご参加いただけます。

お申込み方法

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