鉄道総研 鉄道地震工学研究センター 2024年度 Annual Meeting

今、改めて巨大地震への備えを考える

開催のご案内

 公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センターでは、最近の研究成果をご紹介するとともに、現在の課題や今後の研究開発に関する意見交換の場として、毎年Annual Meeting を開催致しております。
 ご存知のように、2024年8月8日に日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表され、鉄道のみならず社会活動全体に大きな影響がありました。鉄道では、まもなく発災30年を迎える1995年兵庫県南部地震や20年前の2004年新潟県中越地震など、過去の多くの大規模地震の教訓を踏まえた備えが継続的に推進されていますが、今回の事象や経験を一つの契機として、首都直下地震や南海トラフ地震など、将来発生が予測される巨大地震に対してどのように備えるかの議論を改めて深度化しておく必要があると考えております。
 そこで、2024年度のAnnual Meetingでは「今、改めて巨大地震への備えを考える」と題し、将来発生が危惧される巨大地震に対し、現在の備えや体制を再認識するとともに、将来の方向性に関して、鉄道技術者や研究者の方々と双方向の議論を行いたいと考えております。昨年度に続き対面形式での開催を予定しておりますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

開催概要

開催日:2024年12月25日(水)
場 所:日本工業倶楽部会館2階 大会堂
    (東京都千代田区丸の内1-4-6(外部サイトへ移動)) 
参加費:無料(事前登録制)

プログラム

13:00 開場


14:00~14:10 開催挨拶

鉄道総研 鉄道地震工学研究センター長  豊岡 亮洋


14:10~14:50 鉄道地震工学研究センター報告

「各研究室における最新の研究開発」             司会:地震応答制御 研究室長  坂井 公俊

(1)光センシング技術(DAS)の鉄道地震防災への活用検討

地震解析 副主任研究員  片上 智史

(2)効率的で精緻な地点依存の設計地震動算定法

地震動力学 研究員  杉山 佑樹

(3)鉄道橋りょう・高架橋の地震時冗長性の定量評価法

地震応答制御 主任研究員  和田 一範


14:50~15:00 休憩


15:00~17:25 特別セッション:「今、改めて巨大地震への備えを考える」

(1)趣旨説明

鉄道地震工学研究センター長  豊岡 亮洋

(2)講演1

気象庁 地震火山部 地震火山技術・調査課 課長  束田 進也 様

(3)講演2

内閣府 政策統括官(防災担当)付 参事官(調査・企画担当)付 参事官補佐  福山 由朗 様

(4)講演3

東海旅客鉄道株式会社 総合技術本部 技術開発部 部長  森川 昌司 様

(5)講演4

地震解析 研究室長  是永 将宏

(6)質疑、意見交換、まとめ


17:25~17:30 閉会挨拶

鉄道総研 研究開発推進部 次長  小島 謙一


参加登録


鉄道地震工学研究センター 2024年度 Annual Meeting
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会場でのご参加のご登録は2024年12月23日12時までで締め切らせて頂きます。
なお、申込み期間中であっても、定員になり次第、締め切らせて頂くことがありますので、ご了承下さい。


■お問い合わせ先
お申込みに関するお問い合わせ
  公益財団法人鉄道総合技術研究所
  Annual Meeting事務局/(一財)研友社
  TEL:042-572-7157
  FAX:042-572-7190
  e-mail:annual☆kenf.or.jp(☆を@に変更して下さい)
内容に関するお問い合わせ
  公益財団法人鉄道総合技術研究所
  鉄道地震工学研究センター 地震応答制御(担当:坂井・小野寺)
  TEL:042-573-7336
  FAX:042-573-5926
  e-mail:sakai.kimitoshi.36☆rtri.or.jp(☆を@に変更して下さい)

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