鉄道地震工学研究センター　第6回　Annual Meeting

公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道地震工学研究センターでは、研究センターの設置目的である、鉄道地震工学に関する研究リソースの「集約」および地震に関する「情報拠点化」の活動と役割についてご紹介し、鉄道事業者をはじめとする方々にご理解を頂くとともに、今後の鉄道地震工学研究センターの活動に資するための意見交換の場として、Annual Meeting を開催致しております。

鉄道では、大地震に対する対策が着実に進められる一方、近年では2018年6月18日の大阪府北部地震のような震度6弱程度の地震に対する早期の運転再開が課題としてクローズアップされてきました。これを受け鉄道総研では、地震後の効果的な点検を支援するために、地震発生直後に線路に沿った揺れや被害情報を鉄道事業者に配信する鉄道地震被害推定情報配信システム（DISER）を開発し、今年8月より運用を開始しました。
そこで、DISERによる情報の有効活用法、事前評価や鉄道事業者の観測情報などDISERと連携できる技術や情報について、鉄道技術者の方々や研究者の方々にご参加頂き、双方向の議論をすることで、早期運転再開を支援する技術開発の課題や今後の方向性を見出すことを目的とした討議を行います。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

テーマ

鉄道地震被害推定情報配信システム（DISER）を軸として鉄道を地震から守る

日時

２０１９年１２月６日（金）　１３:３０ ～１７:２０

場所

日本工業倶楽部 大会堂
（東京都千代田区丸の内1の4の6）

参加費

無料

プログラム

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13:30～13:40　開催挨拶

鉄道総研　理事　芦谷　公稔

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13:40～13:50　趣旨説明

鉄道総研　鉄道地震工学研究センター長　山本　俊六

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13:50～14:30　招待講演

想定外災害とレジリエンス性能を考慮した建物・地域の対策（仮）

工学院大学　建築学部　まちづくり学科　教授　久田　嘉章 氏

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14:30～15:30　講演（鉄道総研における開発）

「地震対策技術の開発」

（１）　DISERの概要

鉄道総研　地震解析研究室長　岩田　直泰

（２）　構造物の事前全線評価

鉄道総研　地震応答制御研究室　主任研究員　坂井　公俊

（３）　地盤挙動の詳細評価

鉄道総研　地震動力学研究室　主任研究員　井澤　淳

（４）　センシング情報の活用

鉄道総研　地震解析研究室　主任研究員　是永　将宏

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15:30～15:50　休憩

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15:50～17:10　討議

「鉄道地震被害推定情報配信システム（DISER）を軸として鉄道を地震から守る」

工学院大学　建築学部　まちづくり学科　教授 久田　嘉章 氏
国土交通省　鉄道局　技術企画課　課長補佐　水野　寿洋 氏
北海道旅客鉄道株式会社　鉄道事業本部　工務部　工事課　副課長　綱嶋　和彦 氏
西日本旅客鉄道株式会社　近畿統括本部　施設課　土木担当課長　堀井　義浩 氏
近畿日本鉄道株式会社　鉄道本部　企画統括部　技術管理部　課長　中村　大輔 氏
阪神高速道路株式会社　管理本部　神戸管理・保全部　　　　　　　　　　　　　
テクニカルエキスパート（リニューアル工事総括課長）　高田　佳彦 氏
鉄道総研　鉄道地震工学研究センター　地震動力学研究室長　小島　謙一
進行役：　豊岡　亮洋（鉄道総研 鉄道地震工学研究センター 地震応答制御研究室長）

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17:10～17:20　閉会挨拶

鉄道総研　鉄道地震工学研究センター長　山本　俊六

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お申込み

Annual Meetingの参加は無料です。どなたでもご聴講いただけます。

お申込み方法

お申し込みは、下記URLから専用フォームにてお願いします。
https://ez-entry.jp/annual-meeting2019/entry/
事前申し込みがない場合には、会場の都合でご参加頂けない場合がございますので、ご了承ください。

その他

（１） 受付は２階になります。受付後、会場（大会堂）へお進みください。
（２） 当会場は持ち込みによる飲食は禁止されておりますので、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。