中型土槽および載荷装置

基礎・土構造研究室

平面ひずみ条件の模型地盤を作成して各種の実験を行える中型の土槽実験装置と、地盤上に作成した模型基礎構造物への載荷装置です。支持力実験や、水平交番載荷実験等の静的な荷重条件下での基礎構造物の地盤抵抗メカニズム解明に適しています。

特徴・諸元

土槽は側面部の摩擦を除去した平面ひずみ条件での実験が可能で、地盤作成を自動化したことにより、再現性のある地盤作成が可能です。観察面は透明アクリル板となており、地盤挙動の観察やCCDカメラを用いた画像解析により地盤の2次元的な変位も計測可能です。
載荷装置には、スクリュージャッキによる鉛直載荷装置と、ベロフラムシリンダーにより鉛直荷重を作用させた上でスクリュージャッキにより水平変位を作用させることが可能な水平交番載荷装置があり、模型基礎として幅100mmのフーチング(底面2方向ロードセル付き)が使用可能です。

主要諸元

 土槽本体
 
 寸法
 アクリル板厚
 H800×W2000×D600mm
 80mm
 サンドホッパー
 
 落下高さ
 ホッパー移動速度
 GL+800mm以上
 1~30m/分
 鉛直載荷装置
 (変位制御)
 最大鉛直変位
 最大鉛直荷重
 300mm
 14.7kN
 水平交番載荷装置
 (鉛直:荷重制御
  水平:変位制御)
 
 
 最大鉛直変位
 最大鉛直荷重
 最大水平変位
 最大水平荷重
 水平力載荷高さ
 75mm
 3.92kN
 ±35mm 
 0.49kN
 フーチング底面より150~350mm
 フーチング付属
     ロードセル
 分解能
 計測範囲
 0.5kPa
 1.0~200kPa

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