基準図書

技術基準の整備

コンクリート構造物に関する技術基準の整備を行っています。

「鉄道構造物等設計標準（コンクリート構造物）」

令和5年1月に「鉄道構造物等設計標準・同解説（コンクリート構造物）」を発行しました。主に構造物や材料の種別ごとに制定されたこれまでの設計標準の体系を再編するとともに、橋りょう、コンクリート構造物の設計に必要な最新の照査技術を導入しています。
「第Ⅰ編　基本原則」：鉄道構造物の設計に共通の事項を規定
「第Ⅱ編　橋りょう」：橋りょうの設計に関する事項を規定
「第Ⅲ編　コンクリート構造」：コンクリート構造に関する事項を規定
「第Ⅳ編　支承構造」：支承部に関する事項を規定

改訂の経緯や内容については、鉄道総研報告で特集されています。
鉄道総研報告　設計標準改訂特集「コンクリート構造物」

「鉄道構造物等維持管理標準 構造物編（コンクリート構造物）」

平成19年1月に「鉄道構造物等維持管理標準 構造物編（コンクリート構造物）」を発行しました。性能照査型設計である設計標準との対応に配慮し、目視を主体とした「全般検査」により変状のある構造物を抽出し、専門の機器も活用した詳細な「個別検査」を経て「健全度判定」ならびに必要に応じて「措置」を行い、一連の状況を「記録」する体系を整備しました。
なお、令和4年には、「鉄道構造物等維持管理標準 構造物編（コンクリート構造物）-令和4年付属資料改訂版-」を発行し、健全度判定例の見直しや検査技術の向上に対応しています。

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