実働荷重台車試験装置

1.概要

鉄道車両の台車部品、主に台車枠の荷重試験および疲労試験を行います。荷重は油圧アクチュエータにより発生させ、コンピュータにより荷重振幅および周波数の制御が可能です。これにより、走行中のランダム実働荷重を模擬した荷重試験が行えます。

2.特徴

  • 車輪および軸ばねを取り付けた状態で台車枠試験が可能です。
    (この場合,動的には周波数が限定されます)
  • リンク機構により、供試体の上下運動に対しても多軸の安定した荷重を負荷できます。
  • 揺動台により、高精度の水平荷重を負荷できます。