1.はじめに
車輪とレールの接触部で発生する諸問題(粘着、摩耗、損傷など)の発生メカニズムを解明する目的で、1998年5月に製作しました。
2.特徴
- 車輪の通常の走行状態である微小すべり領域から空転・滑走が発生する巨視すべり領域までの幅広いすべり率を再現することができます。
- 電気抵抗法や超音波法により車輪とレール接触状態の評価を行うことができます。
- 自製の研磨装置により試験輪を必要な表面粗さに精度よく作成することができます。
参考文献
- 石田誠、石田弘明、伴巧:車輪/レールに関する大型実験設備、RRR、Vol.61、No.6、pp.8-13、2004.06