ドラム式摩耗試験機

1.はじめに

コンクリートの摩耗特性を評価することを目的として、回転ドラム式摩耗試験機を製作しました。軌道力学研究室では、主にPCまくらぎに用いられるコンクリートの摩耗特性の検証に活用しています。

2.特徴

本試験機の特徴は以下の通りです。
・コンクリート供試体の寸法は、縦300mm×横300mm×深さ100mmです(図1)。
・コンクリート供試体の設置方法は、コンクリート供試体のコンクリートの打ち込み面をドラムの内側に向けて鋼製型枠ごと設置します(図2)。供試体の数は6体です。
・摩耗材は任意の材料を使用可能です(軌道力学研究室では、SS400の鋼材(Φ40mm×高さ40mm程度)を用いることが多いです)(図3)。
・ドラムの回転速度は、最速で125rpmまで設定可能です。
・ドラム中心に設けられたパイプより、注水しながら試験することが可能です。流量計も備えています(図4、図5)。
・水の逸散を防止するため、試験時には回転部を蓋で覆います(図6)。
・コンクリート供試体の取り外しは、試験機に合わせて設けたジブクレーンを用いて行います(図7)。
・試験前後の供試体の外観比較を示します(図8)。
・試験機の架台には車輪がついているので、試験機を移動することが可能です。