磁化特性評価装置
1.特徴
超電導体などの材料の磁化の温度依存性や外部磁場依存性など、電気的・磁気的特性評価には、SQUID(Superconducting Quantum Interference Device、超電導量子干渉素子)を用いた磁化特性評価装置が利用できます。この装置は、最大発生磁場が7Tで、温度は、液体ヘリウム温度域から室温域まで可変であり、超電導体だけでなく物質全般(小型試料)の磁化特性が評価できます。
2.性能
測定モード: DCモード、RSOモード
測定感度: 最大1×10-9emu
測定温度範囲: 1.9K ~ 400K
試料スペース: 7mmφ
発生磁場: 最大±7 T
評価可能な特性: 超電導体の臨界温度(Tc)、ヒステリシスループ