重錘落下試験装置

レールやレール締結装置等の軌道部材に衝撃荷重を加える試験装置です。車両走行時に生じる衝撃荷重を模擬し、繰り返し載荷することで、軌道部材の耐久性を評価することができます。

特徴・諸元

車輪形状の接触子を備えた重錘を設定高さまで持ち上げ、供試体に自由落下させることで衝撃荷重を加えます。衝撃荷重は重錘の重量と落下高さを変更して調整することができます。また、連続的に載荷することが可能な構造となっており、載荷周期を変更することができます。

主要諸元

重錘重量:640~1,240kg
落下高さ:25~80㎜
載荷周期:2.5~12.5秒/回
衝撃荷重(参考値):120~400kN(供試体の種類、支持状態により異なる)