模型軌道座屈実験装置
軌道の座屈安定性を評価するための試験機です。模型軌道のレール温度を上昇させ、軌道座屈を発生させることで軌道座屈安定性を評価することができます。
特徴・諸元
低電圧の商用電源をレールに直接通電させることで、レール長手方向に温度むらの少ない加熱が可能です。実験軌道の反力壁によりロングレールの不動区間を模擬した実験が可能です。小型模型を用いることで実験コストを抑えた評価が可能です。
主要諸元
【模型実験軌道】
対象模型スケール：約1/11
軌道延長：11m
【レール加熱装置】
加熱方式：通電加熱方式(50Hz)
最大電流：500A
最大電圧：15V
加熱能力：＋70℃/20分
本研究は国土交通省の鉄道技術開発費補助金を受けて実施しました。