無線センサを用いたトンネル変状監視

無線センサを用いたトンネル変状監視では、ひび割れ計(πゲージ)や導電塗料などといった変状の進行性を計測するセンサと子機を覆工に設置します。一方、トンネルの入口にも親機を設置し、子機から親機まで計測データを無線で伝送します(図1)。

開発した無線センサは、1分~10分間隔でデータ伝送することができ、安価で簡便にリアルタイムの計測ができるようになりました(図2)。

参考文献

  1. 津野究、平田亮:無線センサネットワークを活用したトンネルの変状監視手法の開発、鉄道総研報告、第27巻、第6号、pp.25-30、2013.06
  2. 津野究、中西祐介、仲山貴司:無線センサを活用したトンネル変状監視システム、RRR、Vol.66、No.2、pp.18-21、2009.02