スラブ軌道の維持管理

スラブ軌道は保守作業の省力化に貢献していますが、環境条件が厳しい箇所に敷設されているもの、あるいは品質の良くない材料が用いられたものについては、軌道スラブやてん充層の一部に劣化が生じています。

今後、スラブ軌道を維持管理していく上で、スラブ軌道の健全度の評価や補修等が重要であり、以下に示す研究・開発を進めています。

  • 材料試験等による軌道スラブの劣化原因(凍害、塩害、アルカリ骨材反応、中性化等)の評価
  • スラブ軌道用突起の代替構造の開発(軌道スラブ水平変位拘束装置)
  • 鉄筋腐食が生じた軌道スラブの評価法の開発
  • 新材料・新工法を用いた隙間補修および大断面補修方法