フローティング弾性まくらぎ直結軌道

フローティング弾性まくらぎ直結軌道は、フローティングスラブ軌道と同様に高度な振動対策が求められる場合に適用される防振軌道です。
フローティングスラブ軌道と同等の振動低減効果を有するとともに、弾性まくらぎ化により、曲線区間における外軌波状摩耗の発生を抑制する効果があります。

・コンクリート道床下面にはPUR(ポリウレタン)製またはEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)製の防振材を設置し、建設費の低減を図っています。
・コンクリート道床下面の防振材設置部にUFC(超高強度繊維補強コンクリート)製の埋設型枠を用いることにより、構造上必要な最小道床厚を確保するとともに、良好な施工性を確保しています。

参考文献

  1. 渕上翔太,渡辺勉,田中博文,高橋貴蔵:フローティング弾性まくらぎ直結軌道による地盤振動および波状摩耗の低減効果,鉄道総研報告,Vol.38,No.2,pp.17-23,2024
  2. 田中博文,渕上翔太:理論解析による鉄道の各種直結系軌道構造におけるレール波状摩耗の抑制効果の検証,構造工学論文集,Vol.70A,pp.321-330,2024
  3. 渕上翔太,枡田吉弘,高橋貴蔵:フローティング弾直軌道における防振材の材料特性および軌道構造の振動特性の評価,鉄道総研報告,Vol.39,No.2,pp.1-7,2025