道床横抵抗力の低下箇所・犬くぎの不良箇所の検査方法

列車の走行安全性向上を目的として、バラスト軌道上を走行しながら水平加振が可能な装置(以下、軌道水平加振装置)を用い、加振時のレール変位振幅に基づいて、道床横抵抗力の低下箇所や木まくらぎのレール締結部に用いられている犬くぎの不良箇所を、連続的かつ効率的に評価できる検査技術を開発しました(図1)。
本装置では、牽引動力台車(軌道自転車)により、加振装置および付属装置を搭載した2台の軽便トロを牽引する構成としています(図2)。本装置の載線後は、作業員1名で検査することが可能です。
本検査技術により、酷暑期や地震後に懸念される著大な通り変位や座屈の未然防止に加え、地域鉄道における課題である軌間内脱線の抑止にも寄与します。

参考文献

  • 中村貴久、廣尾智彰:水平加振装置を用いた木まくらぎの締結不良の検査方法、日本施設協会誌、Vol.64、No.2、2026
  • 中村貴久、田島史花、高橋貴蔵:水平加振装置を用いた道床横抵抗力の健全度評価方法、新線路、Vol.80、No.2、2026

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